サーフィンというよりむしろ溺死だろうマウスを伝い冷えていった手
もう君の救い主にはならないと告げつつ一人丸まりゆく背
鐘の音は澄み渡るだろう秋空にあくがれだけを引き連れてゆく
窓越しに震える影がひそやかに囁く夜明け「いきのびたねえ」
並行ですらなくただの別の道 天使の梯子は光へ向かう
さみしさはいつまでもあるくりかえし今日の日付を尋ねる電話
サーフィンというよりむしろ溺死だろうマウスを伝い冷えていった手
もう君の救い主にはならないと告げつつ一人丸まりゆく背
鐘の音は澄み渡るだろう秋空にあくがれだけを引き連れてゆく
窓越しに震える影がひそやかに囁く夜明け「いきのびたねえ」
並行ですらなくただの別の道 天使の梯子は光へ向かう
さみしさはいつまでもあるくりかえし今日の日付を尋ねる電話