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つきのこども/あぶく。

おはなしにならないことごと。

うたつかい・秋号

うた

革命と水

 

革命のような喧躁遠くなり三四郎池にぽっかりと泡

 

坂を下りる。乾いたからだで降りていくかつては水の流れたところ

 

ひたひたと水は彼方で脈を打ち舗道の影が滲みはじめる

 

わたくしに流れこむ水(忘れたの)生まれたときはみな濡れていた

 

痛むほど光はあるが。井戸端に飛沫のように咲く桜草

 

 

5月ごろの吟行詠がもとでした。