あしたのタンポポ
かみさま くるはずのないあなたにはタンポポ光るきんのかんむり
三日月に指切りをして迷わない目が覚めたならぼくら大人だ
ひとりなら得意なはずとふるえぬよう見渡す限りの思い出をくれ
くい込んだ右手のシワの描いた絵の 今夜のことは忘れてあげる
十年後背広の中に閉じ込めた小さな魔法をひとり唱える
既存の歌の歌詞に使われた言葉「だけ」を使って作った短歌(コピペ短歌)の連作フリーペーパー「MASTAR TEMPO」掲載作品。
ちなみにコピペもとはこちら。