つきのこども/あぶく。

おはなしにならないことごと。

サルベージ・素片連結

見下ろした午睡の船は静かなり沈めるように逝くならば夏

影さえもみんな足から伸びていて誰も私といっしょに死なない

終わらない夏休みの影追い掛ける空がぐんぐん燃え出す頃に

おかえりを言うための場所にもう誰も戻らない気もしてる夕焼け

(暴動か?)(いえ革命です) 光る窓越しにドラムを叩くのは誰

断片的に覚めては眠る雨の中濁った夢に塗れています

いずれ処刑される王侯貴族らの真似して過ぎるのを待つ豪雨

世紀末の形の雲に代わり告ぐ雨の間は眠れよ世界

為し終える業もいつかはあるだろうともあれ今日は胡瓜を切ろう



この空の何処かに無限のミクがいて歌になるのを待っているとか

素片連結繋がれている僕の輪郭は君だけが作れる

息を吸うための言葉を入力を続けて下さいいきが できない

わたくしの素片が君に送る歌になるまであと百万年ほど

光速で歌を放てば走り出せ君の窓から星も巡れる



素片連結、という言葉が美しいと思うのですが上手く使えません。迷走中。