つきのこども/あぶく。

おはなしにならないことごと。

年越しバトン2021

「痛覚」でやっている年越しバトン。毎年参加させて頂いております。
昨年に引き続き、今年も少し早めに書いてしまおうと思います。

 

・2021年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2020年発行でなくとも構いません。コミック可)


ムーミン谷シリーズ

岩波少年文庫青い鳥文庫、要は多分、良質な童話の文体、のようなものに触れたくて昨年も一冊読んでいたのですが、今年は3〜4冊ほど読んでいました。「ムーミン谷の冬」がなんというか、今のコロナの世情(ディスタンス)とも響きあっていくような読書でした。

次点は『アイデンティティが人を殺す』。あと、『バクちゃん』と『プリンタニア・ニッポン』はどちらも今年2巻を読めて嬉しかったです。

去年は「良い移民 -現代イギリスを生きる21人の物語」でした。と、書きながら、そういえばそうだった、と驚いています。読み返したいな……。

 

・2021年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2021年リリースでなくとも構いません)


小さな魚 谷山浩子

今年は夏に谷山浩子さんの曲を合唱で歌う機会があり、その中で歌った曲のひとつでした。
一緒に歌った他のメンバーの方々もよく言ってたのですが

「きれいになったわたしをつれて 会いに行きたい人がいる」

というこの曲の歌詞は、コロナで公演も旅行も難しい環境下、自分の中でも今までになく切実に響いた気がします。

ちなみに去年はANUNAの「Why should I sleep?」 でした。

 
・2021年一番注目していた人を教えて下さい。

人というか、ワクチンの予約状況……?

去年はコロナことcovid-19の感染拡大状況でした。つまり、今年とほぼ同じですね。


・2021年の重大ニュースを3つ選んでください。


 1引っ越しと休職 
 2コロナ関係諸々(東京オリンピック開催、なかなか予約できないワクチン、選挙、など)
 3合唱ソロ

 

1位と3位はプライベートの話なんですが、なんというか政治や行政の動き、生活のすべてにコロナの感染拡大状況が絡むので、その意味ではすべてがコロナ関係と括ることも不可能ではない、個別のニュースとして独立して書けない感じがあります。とはいえ赤木さん裁判の認諾などはコロナとは関係ないわけですが……。

去年はコロナ関係色々、次点でアメリカの大統領選挙を挙げていました。


・2021年の流行語を勝手に選んでみてください

 

(コロナによる)自宅療養。

この言葉自体は昨年から存在していたとは思うのですが、ワクチンによる発熱対応含め、切迫感は今年のほうが強かったかなと。

 

・2021年の漢字を一字選んでください。

 

壊。

 

「崩」は以前出したことがあるので。去年は「息」、おととしは「底」としていました。

 

・あなたが2021年一番嬉しかったことは何ですか?

去年と同じになりますが人と一緒に歌えたこと。同列でかぐやプラネットで短歌連作が採用されたこと。後者は一般公開がクリスマスの日で、プレゼントぽさがあって嬉しかったです。創作とか表現とかしういうものが下手すると以前に比べてずっと遠くなりかねない、実際同人誌即売会などは随分ご無沙汰の状態なのですが、まだ完全に離れてないと思えることが嬉しかったです。

去年は人と一緒に歌えたことと、歌壇賞の候補作の引用や読書会ゲストなどを挙げていました。

 

 ・あなたが2021年一番悲しかったことは何ですか?

悲しいというか、疲れていたというか……。

 

・あなたが2021年ハマったもの(こと)を教えてください。

NHKの朝ドラ。

東北を舞台にした「おかえりモネ」は間や目の演技がすごくて職場のお昼休みで必死に追いかけつつ、土曜日朝のサンドイッチマンさん達によるまとめを楽しく見ていました。今放映中の「カムカムエブリバディ」も楽しく見ています。展開が怒涛すぎて目が離せないという説もありますが……。
もともと毎週同じ曜日の同じ時間に放映されるお話を追いかける、という行為がすごく苦手で、それでも朝食ないしは昼食時に見れるNHK朝ドラは比較的追いかけやすいコンテンツだったのですが、その一方で各種テンプレぽい描写に飽きることもかなり多かったので、2クール連続で楽しく継続してみているのは個人的にはかなりの快挙です。すごい脚本家さんが続いてるんだな、と思います。

去年は薔薇(植物)を上げていました。

 

・あなたにとって2021年はどんな年でしたか?

合唱や創作や、色々新しく挑戦したりしたこともあったのですが、最終的には休職(10月後半からです)した年として記憶されそうな年だなという気がしてます。闇の組織を設立してお菓子を送り合ったりもしていました。

去年は一時的にせよ在宅勤務を経験したことで色々なことが「どうでもよくなった」。それを踏まえて自分のことを優先しようと思った年、と書いていました。
休職や職場との関係について考えをまとめられるのはもう少し先だろうな、と思います。どちらかというと去年からの疲れなんじゃないかな、と分析はしているのですが。そんなわけで報告のタイミングを逃しがちだったのでこそっとこちらに書いておきます。多少脳みそが疲れやすいけれど遊びのお誘いがあればいつでもひょいひょいついていきますよ、という認識でいます。

あと、変なコンプレックスがなくなった部分はあるなと思っています。単に今は休んでいるからかもしれませんが。

 

・2021年にやり残してしまったなあということはありますか?

引っ越し。手続きもですが荷物整理がですね……確定申告も準備せねば……。
 

・2022年の目標を教えてください。

元気になる。本を読む。楽しいことをする。
最近はねじれ筋ストレッチをやっています。めっちゃ肩に効くのと意外に体が伸びるのでがんばっています。

去年は体力づくりと書いていました。悪い情報に自ら近寄りすぎないようにはなりたい、と書いていたんですが、これは今年は否が応なくそうなった感があります。

 

・2022年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)

リサイクル。
従来も皆無だったわけではないのですが、今までならば不用品になっていたものをいかに使い回すか、みたいなことが今後ますます増えるのではと思っています。SDGも流行っているようですし。

ちなみに去年はweb配信を中心にした日本以外のアジア系カルチャー、国内ではフェミニズム関係でなにか、購入活動を通した政治活動(不買、応援購入、及び寄付)と書いていました。
友人たちが怒濤のごとく陳情令にはまったことや短詩におけるハラスメント体験の調査とクラウドファンディングの成功などを考えると一応は当たっていた……ということになるのでしょうか。