タイトル通りです。当日の参加作品などは以下の通りです。
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手を繋ぐことが唯一の抵抗と言われてしまいほどけずにいる
傘いっぽんで人を殺していく映画このひとさし指は人を消せるよ
見せ消ちのサイレン高く高く鳴り空の硬度は増してゆくのだ
たなごころ空に広げる受容とはつまり欲望だろう、あなたの
行政を侍女と呼ぶときおそらくは男であろう政治と思う
殺せると思えば視野の明るくてビニール傘の全部が光
解放弦Aの音色が村ごとに異なる頃も焼けたのだ空は
(テーマ:アルファベット)
オーケストラ短歌ネプリの寄稿作品です。
オーケストラの交響曲(ドヴォルザークの七番)の特定の楽器パートを担当、楽器奏者として歌を詠む、という企画です。ありそうでなかなかない企画だったので参加してみました。
なお完成したネプリには記載されてないのですが、提出時には想定している小節番号と合わせて歌を提出していました。
ちなみに曲のスコアはこちらからDLできます。が、結構見るのは大変だと思いますのでなんとなくのイメージでお読みいただければと思います。
担当パート:ファゴット
(木管楽器の中では最も低音。オーケストラでは低音弦楽器であるチェロ、コントラバスと同じ旋律を演奏することが多い。オーボエ同様、乾燥させ削った葦を二枚重ね合わせたダブルリードに息を吹き込み、音を鳴らす。
オーケストラの木管楽器は指揮者正面に二列で配置されるが、ファゴットは奥側二列目に座る。奏者から見ると目の前にオーボエ奏者が、右斜め前にフルート奏者が、右横にクラリネット奏者が座ることになる。参考 )
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