死者の名のひとつひとつに初夏の風あてるため正座するひと
東直子欄掲載でした。ありがとうございます。
第三十回歌壇賞応募作が候補作に、また第一回笹井宏之賞応募作が最終選考候補作になりました。
歌壇賞応募作の「草の心臓」(連作30首)については30首全首が2019年歌壇2月号に、笹井宏之賞応募作の「くりかえし落日」(連作50首)については10首抄がねむらない樹vol.2に掲載されています。
「草の心臓」については選考座談会で言及いただきました。連作について構成含め評を頂く機会はこれまでほぼ皆無だったので大変ありがたかったです。
なお「草の心臓」は文語混じり旧かな遣い、「くりかえし落日」は口語新かな遣いの短歌連作になります。機会があればお読み頂ければ幸いです。
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ぐずぐずと紅茶に溶かす薔薇のジャム あなたも夕日も遠いほど良い
内山昌太選・準特選でした。ありがとうございます。